東京学芸大学附属高等学校様では、ICT教育 を積極的に行っており、2015年3月現在、iMac、MacBook Air、iPad mini、Chromebookを授業の場面に合わせて活用されています。MacBook Air、iPad mini、Chromebookの保管、充電、教室間の移動用に弊社のTablet*Cart SMALLとFOUR-rをご使用いただいております。情報科の森棟隆一先生、国語科の若宮知佐先生、日渡正行先生にお話を伺いました。
民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとするわが国の理想を実現できる健康な身体と、高い知性と、ゆたかな情操とをもち、清純で気品の高い、大樹のように伸びる、世界性のゆたかな、人間を育成する。
東京学芸大学附属高等学校
森棟 隆一 先生(以下、森棟先生):10年以上前より、iBookG4を利用した授業を開始し、2007年度にはMac Book、2012年度にはMac Book Air、2013年度にはiPad mini、2014年度にはChromebookを導入しています。
修学旅行の下調べ等、できるだけ多くの生徒に使わせたい場合にiPad miniは便利で重宝しています。
「調べて」「まとめて」「発表」するツールとしては、一番使いやすいですね。2014年度より校内を無線LAN化したので今後は積極的にChromebookも使った授業を行う予定です。
若宮 知佐 先生 (以下若宮先生):私は国語なのですが、生徒が端末にその場で書いた文章をiPad miniを無線LANで教室のプロジェクターと連動させて一気に集約して共有し、議論するという授業を行っています。
時には『クリッカー』という集計装置を併用することもあります。文系科目でも、ICTだからこそできる授業はあると感じています。
森棟先生:数学の授業などでは、MacBookで『Cinderella.2』や『GeoGebra』という幾何学ソフトウエアを使っています。
また、理科では実験しながら表計算ソフトで計算するなどの使い方もしています。ネットワークについては、共有できるローカルサーバーを構築してあり、授業で使う資料を事前に生徒がダウンロードしたり、授業での発表用の資料をアップロードすることもあります。
日渡 正行 先生:国語の授業では、みんなでわいわい連句を作って発信するという方法で活用しました。グループ毎にiPad miniを一台ずつ配布し、アプリ「Keynote」で連句を作り発表しました。 iPad miniは配る時の手軽さ、ノートや資料と一緒に机の上に置いても場所を取らないのがいいですね。
成果物ができあがったら、Air playの機能を使いプロジェクターでスクリーンに出力します。発表の途中で訂正して、またすぐに前のスクリーンで見せることができるので、即時性があり、生徒たちが作ったものを発表するのにうまく使えているという実感があります。
森棟先生:いろんなデバイスに興味があります。研究会などの大きなイベントで集中的に使うのではなく、普段の授業で生徒たちの文房具として使ってもらいたいと常々考えています。今後はMicrosoft Surface等の導入も考えています。
生徒たちはあまりデバイスの差を感じずに使っているようです。社会に出たときに何を使うかわかりませんし、もしかしたら、今使っている端末ではなく、全く違うデバイスを使う事になるかもしれません。やりたいことがあって、それを達成するためのツールとして、色々なデバイスを使わせてあげたいと思っています。(写真はChromebook収納時)
森棟先生:Facebookで大学の先生が『Tablet*Cart SMALL』を紹介されていて、「これ小さくていいな」と思ったのがきっかけです。 購入したいと思って調べたら、ショールームが近くだったので、実物を見て即決しました。
(写真は左がSMALL,右がFOUR-r 150mmキャスター版)
若宮先生:これまで使用していた収納棚は、手前にテーブルタップがあるタイプで、ケーブルがジャングルみたいになっているその奥に端末が収納されており、 取り出すときや戻すときにぐちゃぐちゃになっていました。
毎回、教師が片づけ直す必要がありとても負担でした。この『Tablet*Cart』になってからはとても片づけやすいので、すべて生徒に対応してもらっています。(写真はMacBook Air11インチ収納時)
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